メモリ増設を終えたMURAMASAですが、DOSでネットワークに接続してみました。Libretto L5の時と同様に、「workgroup connection」を使用します。
大まかな流れは、Libretto L5をMS-DOSでネットワークに接続させると、同じですが、異なる点のみ説明します。
■BIOSの設定について
workgroup connectionをインストールする前に、BIOSの設定を変えておきます。BIOSの設定画面に入り、「Advanced」のPlug & Play O/S: を「NO」にします。「Yes」のままでは、ネットワークに接続できないようです。

■LANドライバについて
MURAMASA PC1-MT1-H1Sのネットワークアダプタは、Realtek 8139なので、Realtekのサイトより、DOS用のドライバをダウンロードします。
Realtek ドライバダウンロードページ
DOSのカテゴリー下でいくつかありますが、そのなかで「NDIS2 driver for DOS」を選びます。でもどうせなら、OEMのカテゴリにある「OEM disk for users and manufacturers (LAN Card)」をダウンロードした方がいいでしょう、この後windowsをインストールするのであれば、すべてのドライバが含まれているこちらをお勧めします。
下はworkgroup connectionをインストール中、LANドライバを設定している画面です。

■作業の実際(簡略化しています)
本体にUSBフロッピードライブを接続。DOSを起動します。
ワークグループコネクションシステムをインストールします。下は初期画面です。
後は指示通りに進めていきます。


コンピューター名とワークグループ名を入力しています。こちらはあらかじめ接続先のパソコンで設定している名前を入れていきます。

インストール終了画面です、ここから再起動するとworkgroup connectionでネットワークに接続できるようになります。

無事workgroup connectionで接続できました。写真は接続先のパソコンのDドライブをMURAMASAのDドライブとして使えるように設定したところです。接続先のドライブにはwindows2000のディスクが入っているのですが、そのドライブの内容を「dir」コマンドにより表示しています。
■workgroup connection起動後のエラーについて
もし、「The list of severs for this workgroup is not currentry available」というエラーが出た場合、別のユーザー名を接続先のパソコンで設定し、一度ログアウトして再度新しいユーザーでログインしてみてください。
ログアウトする場合は、コマンドラインより「net stop」と入力、そして「net start」と入力して、改めてログインします。
ちなみに初めに説明したBIOSの設定で、Plug & Play O/S:が「Yes」になっていても、このエラーが出ます。